NESRGBをニューファミコンに組み込んでみる。

先月末に面白いハードウェアが発表されました。その名もNESRGBというハードウェアで、
ファミコンのPPUことRP2C02のEXT0-3端子から実は信号が出ていたということで、それをCPLDで加工して外部でRGB信号を生成するという方法らしいです。
(詳しいことは偉い人に聞きましょう)

早速入手しましたこのキット、結構説明がないときついかもしれないので、図をなるべくつけて書いてみます。

■メインボード

J5は半田を盛ってショートさせておいてください。(NTSC対応の為)

各ハンダ付け面の説明は以下の通り

o・・サウンドアウト、カセット端子の45pinに接続
A・・APUの1pin目を接続
B・・APUの2pin目を接続
GND・・audio用のGND
この3つは必要ではありませんのでお好みで接続しましょう。
C・・s-video色信号 AVマルチのpin8へ
Y・・s-viodeo輝度信号 AVマルチのpin7へ
V・・RGB信号をBH7236AFでコンバートしたもの・・AVマルチのpin9へ(後述の同期信号対策をすること)
B・・・Blue・・AVマルチのpin4へ
G・・・Green・・AVマルチのpin2へ
R・・・Red・・AVマルチのpin1へ
CS#・・同期信号・・AVマルチのpin3(初期RGBケーブルのみ)またはpin9へ(後述の同期信号対策をすること)
PPUV・・PPU本来のvideo信号・・必要に応じてpin9へ(接続しなくてもOK)
GND・・NESRGBレギュレータのGNDをつなぐ
+5v・・NESRGBの+5vをつなぐ(J3をジャンパした場合は接続しないこと)

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次にレギュレータ

NESRGBは外部電源が供給できるので、ぜひやっておいたほうがいいでしょう。

電源を取る部分は3端子レギュレータの9v部分を使ってください。

ニューファミコンを裏返してコントローラ端子を下に向け、3端子レギュレータの足がみえたら左側をVIN、真ん中はGNDへ

+5vはNESRGBボードの+5vへ、GNDはNESRGBのGND(+5Vのとなり)へハンダ付けしてください。

IMG_3323

 

次にちょっと大きいですが、NESパレット切り替えスイッチ

片面の端子だけで問題ないので。

左からNESRGBの1 2 GND 3 n.c(未接続)で配線しましょう。

国内で同等のスライドスイッチで小型のがあると思うのでそちらを参考に。

IMG_3322

 

NESRGBを作る上でPPUを使うのですが、まずはここの組み立てに注意しましょう。

PPUの下にくるピンヘッダは先にニッパーで余分な面を切ってハンダ付けしましょう。

IMG_3330

 

そして最後にNESRGBをニューファミコンのマルチ端子で利用する際の注意ですが、

一般的なRGBケーブルは同期信号を9pin目のvideo信号部分を利用しています。

もしRGB以外のマルチ出力にする場合は切り替えスイッチをつかって#CSとv(またはPPUV)を切り替えできるようにしましょう。

以下、リアルタイムに更新中です。

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